五島列島・福江島 堆積岩と玄武岩の溶岩台地

まずは五島列島の南西に位置する福江島へ向かいます。
中央部は堆積岩の山地で、険しい山と海食崖が見られますが、南西部と北東部は玄武岩の溶岩台地で、なだらかな火山地形。全く違う景観を楽しむことができます。
まずは島の南西部に広がる、玄武岩の地形を見てみましょう。
鬼岳(スコリア丘)
鬼岳は、数万年前に噴火した玄武岩の火山。細かな火山灰や礫が積もり重なった「スコリア丘」です。スコリアは火山砕屑物とも呼ばれます。

玄武岩のスコリア丘・鬼岳から福江港を眺めると、たくさんの島々が見えてとても眺めが良いです。

井坑
こちらは富江半島の井坑。玄武岩の火山が噴火した後、マグマが引いていった痕跡です。ぽっかり穴が開いています。


大瀬崎
つづいて、島の中央を貫いている堆積岩の地形を見てみましょう。
こちらが大瀬崎。約2000万年前の堆積岩・五島層群が波によって削られた海食崖。

堆積岩の上に立つ大瀬埼灯台。

大瀬崎で見られる崖では、堆積の跡・地層がよく見えます。
三井楽
島の西側を回って、 三井楽 へと抜けていきます。
魚籃観音展望台。ここが堆積岩と玄武岩の地質の境目。
魚籃観音の西側には堆積岩が見られます。

いっぽう、魚籃観音の東側には玄武岩の溶岩台地が広がります。全く景色が違うことがわかります。

福江市街地
最後に福江市街地に戻ってきて、 岩川 という湧水を見に行きます。
最初に見た鬼岳の溶岩台地の下をくぐり抜けてきた、清らかな水が湧き出ています。周辺の家の共同井戸です。

岩川自然湧水共同井戸。
写真はあまり撮らず動画ばかり撮っていたので、ぜひ動画をご覧ください。
次回は、中通島と若松島を回っていきます。

